科学

銅の化学式(元素記号)は?銅イオンのイオン式や価数は?塩酸との反応式も

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化学が得意になるにはまず特定の物質の基礎的な情報を理解しておく必要があります。

中でも代表的な化学物質として「銅」がありますが「意外と覚えにくい物質」といえるでしょう。

ここでは、この銅に着目して「銅の化学式(元素記号)は?銅イオンのイオン式や価数は?塩酸との化学反応式は?」などについて解説していきますので、参考にしてみてください。

銅の化学式(元素記号)はCuか?

それではまず、銅の化学式(元素記号)について確認していきましょう。

結論からいいますと銅の化学式(元素記号)は「Cu」と表現されます。

銅のラテン語表記のcuprumの頭文字と途中の1字を取ったものがこのCuなわけです。

なお、銅の重要な性質の原子量や質量数などは別途こちらで解説していますので、併せて確認してみてくださいね。

 

銅のイオン式はCu2+かCu1+か?【銅イオンの価数】

今度は銅のイオン式(銅イオンの化学式)や価数についても見ていきましょう。

結論からいいますと、銅イオンは基本的には「Cu2+」か「Cu1+」と2価もしくは1価のイオン式となります。

反応の仕方等によって、価数が変化するわけです。

価数が2か1となるのは、こちらで解説の銅の価電子数(最外殻電子数)との関りが強いため、併せて覚えておきましょう。

また数字だけでなく、プラスかマイナスかにも気をつけるといいです。

 

 

銅と塩酸の化学反応式は?

なお、銅と塩酸は反応するのか?もみていきましょう。

結論として、銅は塩酸と反応せず溶けません。

これはイオン化傾向が水素の方が、銅よりも大きいためですね(銅の方がイオンになりにくい)。

まとめ 銅イオンのイオン式や塩酸と銅の化学反応式は?

ここでは、銅の化学式(元素記号)は?銅イオンのイオン式は?塩酸と銅の化学反応式は?について解説しました。

銅の化学式、イオン式、塩酸との化学反応式は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。

銅を始めとしたさまざまな物質の知識を身に着け、もっと化学を楽しんでいきましょう。