この記事では「エクセルにてボタンをクリックすると1ずつカウントする方法」について解説していきます)。
これらの処理としては、主に
・スピンボタン(開発タブ内)
・
を使うと良く、実際のサンプルを用いて見ていきましょう。
エクセルにてボタンをクリックするとカウントする方法【スピンボタンで1ずつ増やす】
それでは以下のサンプルを用いて、エクセルにてボタンをクリックすると1ずつカウントしていく方法を見ていきます。
最もオーソドックスな処理としては、開発タブ内の「スピンボタン」を活用する方法があります。
具体的には、開発、挿入、フォームコントロール、スピンボタンを選びましょう。
シート上の任意の位置で、クリックすると、スピンボタン(カウントするためのボタン)が出現します。
スピンボタン上で右クリックをし、コントロールの書式設定を選びます。
書式設定内のコントロールタブにて、リンクするセルを選びます。好みの場所を指定すればよく、今回はC5セルにボタンを押したら1ずつカウントさせる処理となっています。
変化の増分にて「1」であれば1ずつ増え、ここを2などとすれば2ずつ増えたり減ったりする仕組みができるわけですね。
OKとします。
これでボタンをクリックすると、リンクさせたセルにて1ずつカウントされる処理が完了です。
マクロ(VBA)にてボタンをクリックするとカウント(1ずつ増やす)方法
なお、マクロ(VBA)を用いてもボタンクリック時に1ずつカウントする仕組みを作れます。
この際には、図形(オートシェイプ)などをボタンとしてクリックできるようにしましょう(画像や写真でもOKです)。
手順としては、挿入、図、図形として、今回は正方形/長方形を選択してみます。
続いて、任意の位置にこの図をセットします。
ここまで出来ましたら、一旦マクロの設定に移りましょう。
マクロ(VBA)を登録する
【Alt + F11】にてマクロ編集画面を表示させます。
ここで、
Sub クリックでカウント()
Range("B2") = Range("B2") + 1
End Sub
と入力しましょう。
以下が実際の画面。
「ボタンをクリックすると、B2セルに1ずつ増やすカウントを実行する」というコードにとなっているわけです。
これを保存すると、クリックしたら1ずつカウントするマクロは完成です。
ボタンとマクロを連動させる
最後にボタンとマクロを連動させましょう。
先ほどの作成の図形の上で、右クリック、マクロの登録を押します。
先ほど作成のマクロ(クリックでカウント)を選択し、OKとしましょう。
OKとし、ボタンをクリックしていくと、マクロで指定のセル(B2)の数が1ずつカウントされる処理が完了です。
まとめ エクセルでボタンクリックでカウント(1ずつ増える)する方法【マクロ:スピンボタンなど】
この記事では「エクセルでボタンクリックでカウント(1ずつ増える)する方法(マクロ:スピンボタンなど)」について解説しました。
マクロやスピンボタンをうまく活用するといいです。
エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。