化学が得意になるにはまず特定の物質の基礎的な情報を理解しておく必要があります。
中でも代表的な化学物質として「銀」がありますが「意外と覚えにくい物質」といえるでしょう。
ここでは、この銀に着目して「銀の化学式(元素記号)は?銀イオンのイオン式や価数は?塩酸との化学反応式は?」などについて解説していきますので、参考にしてみてください。
銀の化学式(元素記号)はAgか?なぜ?
それではまず、銀の化学式(元素記号)について確認していきましょう。
結論からいいますと銀の化学式(元素記号)は「Ag」と表現されます。
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銀のラテン語表記のargentumの頭文字と途中の1字を取ったものがこのAgなわけです。
なお、銀の重要な性質の原子量や質量数などは別途こちらで解説していますので、併せて確認してみてくださいね。
銀のイオン式はAg1+か?【銀イオンの価数】
今度は銀のイオン式(銀イオンの化学式)や価数についても見ていきましょう。
結論からいいますと、銀イオンは基本的には「Ag1+」と1価のイオン式となります。
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価数が1となるのは、こちらで解説の銀の価電子数(最外殻電子数)との関りが強いため、併せて覚えておきましょう。
また数字だけでなく、プラスかマイナスかにも気をつけるといいです。
銀と塩酸の化学反応式は?
なお、銀と塩酸は反応するのか?もみていきましょう。
結論として、銀は塩酸と反応せず溶けません。
これはイオン化傾向が水素の方が、銀よりも大きいためですね(銀の方がイオンになりにくい)。
まとめ 銀イオンのイオン式や塩酸と銀の化学反応式は?
ここでは、銀の化学式(元素記号)は?銀イオンのイオン式は?塩酸と銀の化学反応式は?について解説しました。
銀の化学式、イオン式、塩酸との化学反応式は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
銀を始めとしたさまざまな物質の知識を身に着け、もっと化学を楽しんでいきましょう。