化学が得意になるにはまず特定の物質の基礎的な情報を理解しておく必要があります。
中でも代表的な化学物質として「酸化マグネシウム」がありますが「意外と覚えにくい物質」といえるでしょう。
ここでは、この酸化マグネシウムに着目して「酸化マグネシウムの化学式・分子式・元素記号・組成式・はMgOか?式量(分子量)や塩酸との化学反応式は?」などについて解説していきますので、参考にしてみてください。
酸化マグネシウムの化学式・組成式・分子式はMgO
それではまず、酸化マグネシウムの化学式・分子式について確認していきましょう。
結論からいいますと酸化マグネシウムの化学式(分子式)は「MgO」と表現されます。
※
MgOの化学式の後ろから読み、
・O:酸化
となると覚えておきましょう。
なお、酸化マグネシウムの組成式としても同じでMgOとなります。
酸化マグネシウムの分子量・式量は?
今度は酸化マグネシウムの分子量・式量についても見ていきましょう。
結論からいいますと、酸化マグネシウムの分子量・式量は40です。
※
これは上の酸化マグネシウムの化学式・分子式から導出することができ、Mg:24、O:16を元に「24 + 16 = 40 」となります。
酸化マグネシウムと塩酸の化学反応式は?
なお、酸化マグネシウムと塩酸の化学反応式も頻出です。
答えとしては、
MgO + 2HCl → MgCl2 + H2O
となります。
酸化マグネシウムと塩酸が反応し、塩化マグネシウム・水が生成すると覚えておきましょう。
最後に、左辺と右辺の各元素記号の数が一致するように係数を求めていけば、上の式が完成となります。
反応物と生成物をとりあえず覚えておけば、上と導出できるため、ここは抑えておくように。
関連物質の
・塩酸の化学式・分子式などの詳細はこちら
・塩化マグネシウムの化学式・分子式などの詳細はこちら
で解説していますので、併せてチェックしてみてください。
まとめ 酸化マグネシウムの組成式・式量(分子量)は?塩酸との反応式も
ここでは酸化マグネシウムの化学式・組成式・式量(分子量)は?塩酸との反応式もについて解説しました。
酸化マグネシウムの各情報は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
酸化マグネシウムを始めとしたさまざまな物質の知識を身に着け、もっと化学を楽しんでいきましょう。