ドリルや配管などを扱う際に、85φや85パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この85φや85パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「85φや85パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の85φは何センチで何ミリか?85パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
85φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で85φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして85φとは、この直径の長さが85mm(85ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの85φが記載されていれば、85ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では85φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ85が正確な表現です。そのため「ファイハチジュウゴ」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が85mmという説明に対応しているわけです。
おそらく85φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ85は何センチ
さらにはφ85が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ85=85mmと、85mm=8.5cmを組み合わせますと
φ85=8.5センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
85パイと85φ(φ85)の違い
なお直径や長さの表現として、85パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の85φ(正しくはφ85)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、85パイ→85φ→φ85を意味しているケースが多く、85mmの直径を表しています。
同様に85パイは8.5センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 85φは何センチで読み方は(長さや直径)?85パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「85φは何ミリで何センチ(長さや直径)?85パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
85φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。