日本語は難しいものでややこしい表現が多いですよね。
例えば人数に関する注意書きとして「4人未満・4人以下・4人以上」などの表現を良く見かけますが、これらが「4人を含むのか」について理解していますか。
ここではこれら4人未満・以下・以上の意味や違い、併せて5人未満・以下・以上とは5人は入るのか?について確認していきます。
4人(4名)未満や以下とは4人は入る?4人以上は?
まずは人数に関する注意書きとして見かける「4人未満」の意味を見ていきましょう。
金額だけではなくこの「~未満」という記載では、その数値は含みません。
つまり4人未満では、4人は入らないわけです。4人よりも小さい人数とも言い換えられますね。
※
具体的には
×:5人は4人未満でない
×:4人も4人未満でない
〇:1人であれば4人未満に該当
といった感じですね。
4人以下とは4人も含む【4人未満との違い】
一方で、4人未満とは似ているが違う表現として「4人以下」という言い回しがあります。
違いとしては「4人以下では4人は入る」ことです。
※
4人以下だけでなく「~以下」とついた場合では「~は含める」と覚えておくといいですね。
4人以下=4人ぴったり+4人未満
と理解しておきましょう。
具体的には
×:5人は4人以下でない
〇:4人丁度は4人以下に該当
〇:1人も4人以下に該当
〇:0人でも4人以下に該当
といった感じですね。
4人以上とは4人も含む【4人よりも大きいとの違い】
一方で、4人未満・以下などととは似ているが違う表現として「4人以上、4人よりも大きい」という言い回しがあります。
違いとしては「4人以上・よりも大きい」では、基準値と比較して「大きい側を見ること」です。
さらに「4人以上」と「4人よりも大きい」という表現の違いとしては、
・4人以上では4人を含める
・4人よりも大きいでは、4人は入らない
ことですね。
4人以上=4人ぴったり+4人よりも大きい
と理解しておきましょう。
具体的には
〇:6人は4人以上
〇:4人丁度も4人以上に該当
×:1人は4人以上でない
×:0人も4人以上でない
といった感じですね。
5人(5名)未満や以下とは5人は入る?5人以上は?
4人未満・以下・以上などと同様に、対象金額が「5人(5名)」となった場合の、5人未満・以下・以上という意味の詳細も見ていきましょう。
上述のルールの通り、5人未満では、5人は入りません。5人よりも小さい人数とも言い換えられますね。
※
具体的には
×:7人は5人未満でない
×:5人丁度は5人未満でない
〇:4人であれば5人未満に該当
〇:1人でも5人未満に該当
〇:0人なども5人未満に該当
といった感じですね。
5人以下とは5人も含む【5人未満との違い】
一方で、5人未満とは似ているが違う表現として「5人以下」という言い回しがあります。
違いとしては「5人以下では5人は入る」ことです。
※
5人以下だけでなく「~以下」とついた場合では「~は含める」と覚えておくといいですね。
5人以下=5人ぴったり+5人未満
と理解しておきましょう。
具体的には
×:6人は5人以下でない
〇:5人丁度は5人以下に該当
〇:4人も5人以下に該当
〇:1人も5人以下に該当
〇:0人なども5人以下に該当
といった感じですね。
5人以上とは5人も含む【5人よりも大きいとの違い】
一方で、5人未満・以下などととは似ているが違う表現として「5人以上、5人よりも大きい」という言い回しがあります。
違いとしては「5人以上・よりも大きい」では、基準値と比較して大きい側を見ることです。
さらに「5人以上」と「5人よりも大きい」という表現の違いとしては、
・5人以上では5人を含める
・5人よりも大きいでは、5人は入らない
ことですね。
5人以上=5人ぴったり+5人よりも大きい
と理解しておきましょう。
具体的には
〇:6人は5人以上
〇:5人丁度も5人以上に該当
×:4人は5人以上でない
×:1人も5人以上でない
×:0人なども5人以上でない
といった感じですね。
まとめ 4人以下とは4人は入る?4人以上とは?5人未満・以下・以上の意味も解説!
ここでは、4人未満や4人以下とは4人は入る?4人以上とは?5人未満・以下・以上の意味は?について確認しました。
4人未満・以下・以上や5人未満・以下・以上という表現はよく見かけるため、覚えておくといいです。
これらの記載を見かけた際には、ぜひ上をご活用ください♪