ドリルや配管などを扱う際に、80φや80パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この80φや80パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「80φや80パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の80φは何センチで何ミリか?80パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
80φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で80φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして80φとは、この直径の長さが80mm(80ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの80φが記載されていれば、80ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では80φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ80が正確な表現です。そのため「ファイハチジュウ」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が80mmという説明に対応しているわけです。
おそらく80φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ80は何センチ
さらにはφ80が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ80=80mmと、80mm=8.0cmを組み合わせますと
φ80=8.0センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
80パイと80φ(φ80)の違い
なお直径や長さの表現として、80パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の80φ(正しくはφ80)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、80パイ→80φ→φ80を意味しているケースが多く、80mmの直径を表しています。
同様に80パイは8.0センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 80φは何センチで読み方は(長さや直径)?80パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「80φは何ミリで何センチ(長さや直径)?80パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
80φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。