ドリルや配管などを扱う際に、70φや70パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この70φや70パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「70φや70パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の70φは何センチで何ミリか？70パイとの違いや読み方は？」について解説していきますので、参考にしてみてください。
70φは何ミリで何センチ（長さや直径）？
それでは以下で70φは何ミリで何センチか？について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして70φとは、この直径の長さが70mm（70ミリメートル）を表しています。
ドリルなどでこの70φが記載されていれば、70ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では70φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ70が正確な表現です。そのため「ファイナナジュウ」と読むと覚えておきましょう。
直径（φ）が70mmという説明に対応しているわけです。
おそらく70φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ（単相を意味）の表現に習って、1φと「数字＋φの順」に書いてしまっているのかな？とも思います。
φ70は何センチ
さらにはφ70が何センチか？についても、みていきましよう。
上のφ70＝70mmと、70mm＝7.0cmを組み合わせますと
φ70＝7.0センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
70パイと70φ（φ70）の違い
なお直径や長さの表現として、70パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の70φ（正しくはφ70）の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、70パイ→70φ→φ70を意味しているケースが多く、70mmの直径を表しています。
同様に70パイは7.0センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 70φは何センチで読み方は（長さや直径）？70パイとの違いや読み方は？【ドリルなど】
ここでは「70φは何ミリで何センチ（長さや直径）？70パイとの違いや読み方は？」について確認しました。
70φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。
