ドリルや配管などを扱う際に、60φや60パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この60φや60パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「60φや60パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の60φは何センチで何ミリか?60パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
60φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で60φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして60φとは、この直径の長さが60mm(60ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの60φが記載されていれば、60ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では60φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ60が正確な表現です。そのため「ファイゴジュウゴ」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が60mmという説明に対応しているわけです。
おそらく60φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ60は何センチ
さらにはφ60が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ60=60mmと、60mm=6.0cmを組み合わせますと
φ60=6.0センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
60パイと60φ(φ60)の違い
なお直径や長さの表現として、60パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の60φ(正しくはφ60)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、60パイ→60φ→φ60を意味しているケースが多く、60mmの直径を表しています。
同様に60パイは6.0センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 60φは何センチで読み方は(長さや直径)?60パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「60φは何ミリで何センチ(長さや直径)?60パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
60φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。