ドリルなとの工具を扱う際に、5φや5パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この5φや5パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「5φや5パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の5φは何センチで何ミリか?5パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
5φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で5φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして5φとは、この直径の長さが5mm(5ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの5φが記載されていれば、5ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では5φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ5が正確な表現です。そのため「ファイゴ」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が5mmという説明に対応しているわけです。
おそらく5φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ5は何センチ
さらにはφ5が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ5=5mmと、5mm=0.5cmを組み合わせますと、
φ5=0.5センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
5パイと5φ(φ5)の違い
なお直径や長さの表現として、5パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の5φ(正しくはφ5)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、5パイ→5φ→φ5を意味しているケースが多く、5mmの直径を表しています。
同様に5パイは0.5センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 5φは何センチで読み方は(長さや直径)?5パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「5φは何ミリで何センチ(長さや直径)?5パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
5φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。