日本語は難しいものでややこしい表現が多いですよね。
例えば日数に関する注意書きとして「5日未満・5日以下・5日以上」などの表現を良く見かけますが、これらが「5日を含むのか」について理解していますか。
ここではこれら5日未満・以下・以上の意味や違い、併せて6日未満・以下・以上とは6日は入るのか?について確認していきます。
5日未満や以下とは5日は入る?5日以上は?
まずは日数に関する注意書きとして見かける「5日未満」の意味を見ていきましょう。
期間などの日数だけではなくこの「~未満」という記載では、その数値は含みません。
つまり5日未満では、5日は入らないわけです。5日よりも小さい日数とも言い換えられますね。
※
具体的には
×:6日は5日未満でない
×:5日も5日未満でない
〇:4日であれば5日未満に該当
といった感じですね。
5日以下とは5日も含む【5日未満との違い】
一方で、5日未満とは似ているが違う表現として「5日以下」という言い回しがあります。
違いとしては「5日以下では5日は入る」ことです。
※
5日以下だけでなく「~以下」とついた場合では「~は含める」と覚えておくといいですね。
5日以下=5日ぴったり+5日未満
と理解しておきましょう。
具体的には
×:6日は5日以下でない
〇:5日丁度は5日以下に該当
〇:4人も5日以下に該当
〇:3人でも5日以下に該当
といった感じですね。
5日以上とは5日も含む【5日よりも大きいとの違い】
一方で、5日未満・以下などととは似ているが違う表現として「5日以上、5日よりも大きい」という言い回しがあります。
違いとしては「5日以上・よりも大きい」では、基準値と比較して「大きい側を見ること」です。
さらに「5日以上」と「5日よりも大きい」という表現の違いとしては、
・5日以上では5日を含める
・5日よりも大きいでは、5日は入らない
ことですね。
5日以上=5日ぴったり+5日よりも大きい
と理解しておきましょう。
具体的には
〇:6人は5日以上
〇:5日丁度も5日以上に該当
×:4日は5日以上でない
×:3日も5日以上でない
といった感じですね。
6日未満や以下とは6日は入る?6日以上は?
5日未満・以下・以上などと同様に、対象の日数が「6日」となった場合の、6日未満・以下・以上という意味の詳細も見ていきましょう。
上述のルールの通り、6日未満では、6日は入りません。6日よりも小さい日数とも言い換えられますね。
※
具体的には
×:7日は6日未満でない
×:6日丁度は6日未満でない
〇:5日であれば6日未満に該当
〇:4日でも6日未満に該当
〇:3日なども6日未満に該当
といった感じですね。
6日以下とは6日も含む【6日未満との違い】
一方で、6日未満とは似ているが違う表現として「6日以下」という言い回しがあります。
違いとしては「6日以下では6日は入る」ことです。
※
6日以下だけでなく「~以下」とついた場合では「~は含める」と覚えておくといいですね。
6日以下=6日ぴったり+6日未満
と理解しておきましょう。
具体的には
×:7日は6日以下でない
〇:6日丁度は6日以下に該当
〇:5日も6日以下に該当
〇:4日も6日以下に該当
〇:2日なども6日以下に該当
といった感じですね。
6日以上とは6日も含む【6日よりも大きいとの違い】
一方で、6日未満・以下などととは似ているが違う表現として「6日以上、6日よりも大きい」という言い回しがあります。
違いとしては「6日以上・よりも大きい」では、基準値と比較して大きい側を見ることです。
さらに「6日以上」と「6日よりも大きい」という表現の違いとしては、
・6日以上では6日を含める
・6日よりも大きいでは、6日は入らない
ことですね。
6日以上=6日ぴったり+6日よりも大きい
と理解しておきましょう。
具体的には
〇:7日は6日以上
〇:6日丁度も6日以上に該当
×:5日は6日以上でない
×:4日も6日以上でない
×:3日なども6日以上でない
といった感じですね。
まとめ 5日以下とは5日は入る?5日以上とは?6日未満・以下・以上の意味も解説!
ここでは、5日未満や5日以下とは5日は入る?5日以上とは?6日未満・以下・以上の意味は?について確認しました。
5日未満・以下・以上や6日未満・以下・以上という表現はよく見かけるため、覚えておくといいです。
これらの記載を見かけた際には、ぜひ上をご活用ください♪