日本語は難しいものでややこしい表現が多いですよね。
例えば時間数に関する注意書きとして「4時間未満・4時間以下・4時間以上」などの表現を良く見かけますが、これらが「4時間を含むのか」について理解していますか。
ここではこれら4時間未満・以下・以上の意味や違い、併せて5時間未満・以下・以上とは5時間は入るのか?について確認していきます。
4時間未満や以下とは4時間は入る?4時間以上は?
まずは時間数に関する注意書きとして見かける「4時間未満」の意味を見ていきましょう。
金額だけではなくこの「~未満」という記載では、その数値は含みません。
つまり4時間未満では、4時間は入らないわけです。4時間よりも小さい時間数とも言い換えられますね。
※
具体的には
×:5時間は4時間未満でない
×:4時間も4時間未満でない
〇:3時間59分であれば4時間未満に該当
といった感じですね。
4時間以下とは4時間も含む【4時間未満との違い】
一方で、4時間未満とは似ているが違う表現として「4時間以下」という言い回しがあります。
違いとしては「4時間以下では4時間は入る」ことです。
※
4時間以下だけでなく「~以下」とついた場合では「~は含める」と覚えておくといいですね。
4時間以下=4時間ぴったり+4時間未満
と理解しておきましょう。
具体的には
×:5時間は4時間以下でない
〇:4時間丁度は4時間以下に該当
〇:3時間も4時間以下に該当
〇:1時間でも4時間以下に該当
といった感じですね。
4時間以上とは4時間も含む【4時間よりも大きいとの違い】
一方で、4時間未満・以下などととは似ているが違う表現として「4時間以上、4時間よりも大きい」という言い回しがあります。
違いとしては「4時間以上・よりも大きい」では、基準値と比較して「大きい側を見ること」です。
さらに「4時間以上」と「4時間よりも大きい」という表現の違いとしては、
・4時間以上では4時間を含める
・4時間よりも大きいでは、4時間は入らない
ことですね。
4時間以上=4時間ぴったり+4時間よりも大きい
と理解しておきましょう。
具体的には
〇:5時間は4時間以上
〇:4時間丁度も4時間以上に該当
×:3時間59分は4時間以上でない
×:3時間も4時間以上でない
といった感じですね。
5時間未満や以下とは5時間は入る?5時間以上は?
4時間未満・以下・以上などと同様に、対象金額が「5時間」となった場合の、5時間未満・以下・以上という意味の詳細も見ていきましょう。
上述のルールの通り、5時間未満では、5時間は入りません。5時間よりも小さい時間数とも言い換えられますね。
※
具体的には
×:6時間は5時間未満でない
×:5時間丁度は5時間未満でない
〇:4時間59分であれば5時間未満に該当
〇:4時間でも5時間未満に該当
〇:3時間なども5時間未満に該当
といった感じですね。
5時間以下とは5時間も含む【5時間未満との違い】
一方で、5時間未満とは似ているが違う表現として「5時間以下」という言い回しがあります。
違いとしては「5時間以下では5時間は入る」ことです。
※
5時間以下だけでなく「~以下」とついた場合では「~は含める」と覚えておくといいですね。
5時間以下=5時間ぴったり+5時間未満
と理解しておきましょう。
具体的には
×:6時間は5時間以下でない
〇:5時間丁度は5時間以下に該当
〇:4時間59分も5時間以下に該当
〇:4時間も5時間以下に該当
〇:3時間なども5時間以下に該当
といった感じですね。
5時間以上とは5時間も含む【5時間よりも大きいとの違い】
一方で、5時間未満・以下などととは似ているが違う表現として「5時間以上、5時間よりも大きい」という言い回しがあります。
違いとしては「5時間以上・よりも大きい」では、基準値と比較して大きい側を見ることです。
さらに「5時間以上」と「5時間よりも大きい」という表現の違いとしては、
・5時間以上では5時間を含める
・5時間よりも大きいでは、5時間は入らない
ことですね。
5時間以上=5時間ぴったり+5時間よりも大きい
と理解しておきましょう。
具体的には
〇:6時間は5時間以上
〇:5時間丁度も5時間以上に該当
×:4時間59分は5時間以上でない
×:4時間も5時間以上でない
×:3時間なども5時間以上でない
といった感じですね。
まとめ 4時間以下とは4時間は入る?4時間以上とは?5時間未満・以下・以上の意味も解説!
ここでは、4時間未満や4時間以下とは4時間は入る?4時間以上とは?5時間未満・以下・以上の意味は?について確認しました。
4時間未満・以下・以上や5時間未満・以下・以上という表現はよく見かけるため、覚えておくといいです。
これらの記載を見かけた際には、ぜひ上をご活用ください♪