ドリルや配管などを扱う際に、21φや21パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この21φや21パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「21φや21パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の21φは何センチで何ミリか?21パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
21φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で21φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして21φとは、この直径の長さが21mm(21ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの21φが記載されていれば、21ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では21φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ21が正確な表現です。そのため「ファイニジュウイチ」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が21mmという説明に対応しているわけです。
おそらく21φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ21は何センチ
さらにはφ21が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ21=21mmと、21mm=2.1cmを組み合わせますと
φ21=2.1センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
21パイと21φ(φ21)の違い
なお直径や長さの表現として、21パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の21φ(正しくはφ21)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、21パイ→21φ→φ21を意味しているケースが多く、21mmの直径を表しています。
同様に21パイは2.1センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 21φは何センチで読み方は(長さや直径)?21パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「21φは何ミリで何センチ(長さや直径)?21パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
21φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。