今回はWEBサイトのURLやメールアドレスをワードの文書中に貼り付ける時に青色にならなかったり、貼り付けたはずのリンクにアクセスできなかったりした場合の解説方法を紹介しています。
リンクを有効化する方法として、
・オートコレクトの設定
・貼り付けたURLの誤りを確認
・「Ctrlキー+クリックでハイパーリンクを表示する」のチェックを外す
これらについて、順番に解説していきます。
それではさっそく見ていきましょう!
ワードのurl貼り付けでリンクにならない原因と有効にする方法1 【オートコレクトの設定】
URLやメールアドレスを貼り付けても青い色に変わらないのは、貼り付けたアドレスが自動でリンクに変換されていないためです。
この状態だとリンク先に飛ぶことができません。
リンクを自動で有効にするために、以下の設定を確認してみましょう。
設定画面:
「ファイル」タブ > 「オプション」 > 「Wordのオプション」
>「文章校正」タブ >「オートコレクトのオプション」
オートコレクトとは、自動で書式を設定したり修正したりしてくれる機能のことです。
この「オートコレクト」に関する設定画面で、「入力オートフォーマット」タブをクリックします。
「インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する」という項目にチェックが入っていないと、自動でリンクが有効になりません。
この項目にチェックを入れましょう。
隣の「オートフォーマット」タブにも同じ項目がありますので、こちらにもチェックを入れます。
これで、URLやメールアドレスを貼り付けるだけで、自動でリンクとして認識させることができます。
ワードのurl貼り付けでリンクにならない原因と有効にする方法2 【貼り付けたURLの誤りを確認する】
リンクが機能しない原因としては、単純にURLが誤っていることが考えられます。貼り付けたURLの確認方法を解説します。
以下の文章の「こちら」にリンクを貼り付けてみましょう。
リンクを貼り付ける文字列を範囲選択して右クリックし、「リンク」という項目を選択します。もしくは、「挿入」タブの「リンク」からも同様の設定ができます。
「リンク」の右側の「>」マークをクリックし、「リンクを挿入」を選択します。
「ハイパーリンクの挿入」設定画面が出たら、アドレスの欄に記載されているURLが誤っていないかを確認しましょう。
もし間違っている場合は、この画面で修正することができます。
なお、この設定画面を表示するショートカットキーは、
Ctrl + K
です。
リンクを挿入した文字が青色になり、アンダーバーが表示されました。これでリンクが正しく挿入されていることがわかります。
別の方法でも確認してみましょう。
Alt ( +Fn) + F9を押すと、このように文字列ではなく、貼り付けたURLが画面上に表示されます。ここで、正しいURLが貼り付けられているかを確認できます。
再度同じショートカットキーを押すと、元の表示に戻すことができます。
貼り付けたアドレスを画面上で簡単に確認できますので、試してみて下さい。
ワードのurl貼り付けでリンクにならない原因と有効にする方法3 【「Ctrlキー+クリックでハイパーリンクを表示する」のチェックを外す】
貼り付けたリンクをクリックしてもアクセスできない場合は、このような表示が出ていないか確認して下さい。
デフォルトでは、Ctrlキーを押しながらクリックすることでリンク先に飛べるように設定されています。
Ctrlキーを押さずにアクセスするためには、以下の設定を行って下さい。
設定画面:
「ファイル」タブ > 「オプション」 > 「Wordのオプション」 >
「詳細設定」タブ > 「編集オプション」グループ
「Ctrlキー+クリックでハイパーリンクを表示する」のチェックを外します。
これで、Ctrlキーを押さずにクリックするだけで、リンク先にアクセスすることが可能になります。
まとめ ワードのurl貼り付けでリンクにならない・文字になる・青くならない原因と直し方
このように、あらかじめ設定をしておくことで、リンクを簡単に貼り付けることができます。
リンクが有効にならない時は、ここまでで解説した設定を確認するようにしましょう。