【Word】ワードで図形の文字が見えない原因と対策

今回は、ワードで図形の文字が見えない原因と対策について説明します。

ワードでは図形の中に文字を入れることができますが、ふとした時に文字が見えなくなることがあります。

基本的には

の解消で処理できます。

詳しく見ていきましょう。

 

ワードで図形の文字が見えない原因と対策【背景色と文字色が被っている】

まずは、ワードで図形の文字が見えない原因として、文字の色が図形の色と同じ色になっている場合が多いです。

この場合、実際に文字はあるのに背景と同色になってしまい、見えなくなっています。

下の図が、文字の色が図形と同じになっている状態です。

この状態の場合、文字の色を変えることで表示できるようになります。

画面上部のメニューから「ホーム」をクリックし、「A」となっている右側の下矢印をクリックし、任意の文字色を選択します。（下の図では白を選択しています）

これで文字が見えるようになりました。

 

ワードで図形の文字が見えない原因と対策【改行等で図形外に文字が移動】

次に考えられる、ワードで図形の文字が見えない原因としては「文字が改行などで図形の外に行ってしまっているケース」ですね。

図形の文字は図形の内側に収まっていないと表示されなくなってしまうため、改行が多く含まれて図形の外に文字列が行ってしまうと、見えなくなってしまうことがあります。

この場合は改行を削除して、図形の中に文字を移動させることができます。

下の図の場合、図形内でマウスカーソルをクリックし、キーボードの「DEL」キーを数回押します。

これで改行が削除され、文字が表示されます。

 

ワードで図形の文字が見えない原因と対策【インデントのずれ】

続いての、ワードで図形の文字が見えない原因としては「インデントがずれている場合」に発生するものがあります。

先ほどの改行の時と似ており、インデントがずれているために図形の外側に文字が行ってしまい、見えなくなっている状態になります。

今、以下の図がインデントがずれた図になります。実際には文字が入力されていますが、図形の左側に文字がずれてしまっていて、表示されていない状況です。

この状態からインデントを確認してみます。

まず、図形をクリックしてください。そうすると、画面上部に矢印のマーカーが出ます。これが文字の先頭を表しています。

この部分の下の□を右にずらすことで、文字が出てきます。

ガイドが下の図のような位置にくると、文字が見えるようになります。

 

まとめ　ワードで図形に文字が入力できない原因と対策

今回はワードで図形に文字が入力できない原因と対策について説明しました。

ごく簡単で起こりやすいトラブルを３つ提示しましたので、もし文字が見えない、ということが起きたときは試してみてください。