生活全般

「お体に気を付けてお過ごしください・お体に気を付けてください・お体に気を付けてご自愛ください」は、正しい敬語か?言い換えは?

ビジネスの場ではマナーを重視する人が多いです。

マナーの中でも特に使い方が難しいのは「敬語」です。

今回は、お別れのときの挨拶によく使われる「お体に気を付けてお過ごしください・お体に気を付けてください・お体に気を付けてご自愛ください」は正しい敬語なのか?どのように使うのか?を、確認していきましょう。

お体に気を付けてお過ごしくださいは正しい敬語か?言い換えは?

それでは「お体に気を付けてお過ごしください」が正しい敬語か?について確認していきます。

結論として「お体に気をつけてお過ごしください」は、正しい敬語です。

「お体に気をつけてお過ごしください」は、簡単に言うと、「体を大事にして過ごしてね」という意味です。

平易な表現ですが、お別れのときに相手を気遣う言葉で、目上の人にも、年下にも、まんべんなく使えます。

例文

恩師「今日は、楽しかったよ。」

返答「暑い日が続きますから、お体に気をつけてお過ごしください。」

上記の会話のように、別れ際に使われることが多いです。

 

言い換え

・お体大切にお過ごしください。

・お元気でお過ごしください。

などに言い換えられます。

もっとかしこまった言い方もあります。

・くれぐれもご健勝にお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。

・何卒ご健勝にてお過ごしください。

いずれも同じ意味なので、相手によって使い分けましょう。

 

お体に気を付けてくださいは正しい敬語か?言い換えは?

続いて「お体に気を付けてください」が正しい敬語か?について見ていきましょう。

結論として「お体に気をつけてください」は、正しい敬語です。

簡単に言うと「元気でね」という意味です。「お体に気をつけてお過ごしください」と、同じように使います。

相手と別れるときによく使われる言葉なので、「お体に気をつけてください。それでは失礼します。」などと組み合わせて使うことが多いです。

ただし、毎日会う会社の人や学校の人にはあまり使いません。数ヶ月くらいは会わないことが予測される場合に、相手の健康を気遣って使います。

 

例文

先生「兄が入院してしましまいまして。」

返答「先生も、お体に気をつけてくださいね」

「お体に気をつけてください」は、お別れの挨拶のときによく使われますが、上記の例文のように、会話の途中でも使われます。この場合は、毎日会う人でも「お体に気をつけてください」を使います。

 

言い換え

お体にはくれぐれもお気をつけになってください。

お体にはくれぐれもお気をつけください。

御身(おんみ)を大切になさってください。

現在では、会話の中で「御身」は、あまり使われません。改まった文章で使われます。

 

お体に気を付けてご自愛くださいは正しい敬語か?言い換えは?

最後に「お体に気を付けてご自愛ください」は正しい敬語か?について確認していきます。

結論からいいますと「お体に気をつけてご自愛ください」は、間違いです。

「ご自愛」には、自分自身を大事にするという意味で、自分自身の中には、自分の体も含まれています。

「ご自愛」+「ください」で、自分の体を大事にしてくださいという意味ですから、「お体に気をつけてご自愛下さい」では、お体に気をつけて、体を大事にしてくださいとなってしまいます。「体」が重複しているのです。単に「ご自愛ください。」としたほうが、良いでしょう。

例文

向寒の折からくれぐれもご自愛ください。

時節柄どうぞご自愛ください。

「ご自愛ください。」は、かしこまった表現ですから、手紙やメールに用いられることも多いです。

言い換え

くれぐれもご自愛のほどお願い申し上げます。

お体を大切に、健やかにお過ごしくださいますよう、お祈り申し上げます。

 

まとめ お体に気を付けてください・お体に気を付けてご自愛くださいは、正しい敬語か?言い換えは?

ここでは「お体に気を付けてください・お体に気を付けてご自愛ください」は、正しい敬語か?言い換えは?」について確認しました。

ビジネスシーンでも、プライベートでも、相手の体をいたわり気遣うときに発する言葉です。

ただし、実際に病気にかかっている人に、体調を根掘り葉掘り聞くのは、マナー違反ですからやめてください。

季節の変わり目に体調を崩す人はたくさんいます。そのため、季節や暑さ、寒さに触れて「ご自愛下さい。」と締めくくるのは、理にかなっているのです。

上記の例文に挙げた「向寒の折から」も季節の言葉ですが、こんなに難しくなくても良いのです。「暑くなってきましたがお体に気をつけてください。」や「寒くなってきましたがお体に気をつけてください」などの、わかり易い言葉で構いません。一言付け加えるだけで、相手に気持ちが伝わります。



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