額田駅から枚岡神社へのアクセスを解説!
今回は近鉄奈良線額田駅から枚岡神社へのお散歩ルートをご紹介します。
額田駅付近は少し高い場所に駅があるので電車の中からの風景は街を見下ろす感じで、晴れた日にはかなり遠くまで見えます。
額田駅周辺はお店もほとんどなく、住宅街です。
駅のすぐ横には「肉の森田屋」さんがあります。こちらのお店は、東大阪では有名店です。額田にあるこちらの建物は炭火焼肉のお店です。瓢箪山店や難波にある店舗では揚げたてコロッケが食べられるのですが、テレビで取り上げられることもたびたびあります。
森田屋さんの前を過ぎて、少し歩くと左手に踏切があります。その踏切で線路を渡ります。
ここからは線路沿いを歩いていくことになります。
1.2分線路沿いを歩いていくと、このような看板が出てきます。
「枚岡風致地区」といって都市の景観や自然を守るために建築物その他を作る際には特別な許可がいる地区で、こちらの看板から坂を上っていくと、自然豊かな住宅街へと続き、道路沿いの街路樹は古い木も多く、緑豊かで気持ちがいいお散歩コースになっています。
このルートで枚岡神社の神津嶽という元の本宮に行けますが、かなり険しいハイキングコースになりますので、今回は線路沿いを行きたいと思います。
線路沿いをさらに5分ほど歩いていくと、枚岡神社の看板があります。この道は三叉路になっていて、東花園方面から車で来る人が神社方面に上がってくるルートになっているので、お正月には車で神社に参拝する人が、この道路の渋滞にはまります。駐車台数も限りがあるので、この道は大変混みます。
看板を通り過ぎてからもまだまだ線路沿いをあるいくと、神社に近づくにつれて大きな木が並び始めます。
神社の鳥居近くまでいくと、10月の枚岡神社「秋郷祭」でお披露目される豊浦地区の布団太鼓台保管倉庫があります。
こちらが、額田方面から歩いていくと、最初に見える鳥居です。石造りの鳥居で結構な大きさがあります。10月の「秋郷祭」や冬の「お笑い神事」の際には出店もたくさん出てこの鳥居近辺も人で埋め尽くされます。
こちらが、枚岡神社正面の鳥居です。枚岡神社の鳥居の正面には、実は枚岡駅があります。
額田から枚岡神社までのルートは、実は駅から駅までの道のりとまったく一緒なのです。だいたいゆっくりと歩いて15分かからないです。
電車が時折走るのを眺めながらお散歩するには気持ちいいコースですが、カフェや自動販売機などもなかなか見つからないルートなので、水分などはしっかり用意していくことをおススメします。
枚岡駅から枚岡神社へのアクセス(徒歩)を解説!
続いて、枚岡駅から枚岡神社への徒歩での行き方、その周辺のお散歩におススメの場所をご紹介します。
まず近鉄奈良線の枚岡駅は、難波から約40分。ホームも狭く小さな駅です。
こちらの駅はのってきた方向によっては枚岡神社側ではない出口の場合がありますので注意です。逆に出た場合は、線路の下を通る通路を通って、枚岡神社側に出ます。
矢印に従って線路下の通路を出ると、神社側の駅になります。電話ボックスが目印です。
枚岡駅周辺には、ほとんどお店がありません。コンビニも見当たりません。
駅周辺は坂も多く、住宅街が広がっています。
駅を背にして正面の階段を上ると、すぐに枚岡神社の鳥居です。木でできた大きな鳥居です。駅の目の前が神社になっていますので、参拝には非常に便利です。
鳥居をくぐってから参道を抜けるとまた長い階段があり、その奥に拝殿があります。
拝殿横の「枚岡梅林」という矢印の方へ進んでください。拝殿横には、若宮社など末社が並ぶエリアがあるのですが、そこを抜けると緑いっぱいの枚岡公園の敷地に出ます。
末社の並びを抜けると、このような道があるので、そのまま進むと、公園にでます。ここにはベンチもおいてあり、憩いの場となっています。
その広場から見る眺めは最高で、気持ちいい風も吹き、緑の香りも存分に楽しめます。季節を問わず人もまばらなので、本当に落ち着くおススメスポットです。
そしてその広場から、また枚岡駅まで戻るルートとして神社参道に繋がる道があります。
その道の途中に梅林が。とはいえ、まだすごく小さい木ばかりです。
実は枚岡梅林はとても有名なスポットで、梅が咲く季節には遠くから立派な梅を見に来る人も多かったそうですが、数年前に梅の木の病気が蔓延して全滅してしまい、改めて木を育て始めているところなんです。
歴史ある梅林がなくなってしまったことは残念です。
また咲き乱れてくれたら、この広場付近もにぎやかになるかもしれません。
無事に梅の木が育ってくれるといいですね。
こちらの梅林を抜けると、大きな鳥居に出ますので、帰りのルートとして広場から梅林をぜひ通ってみてください。
余談ですが、神社境内の中に1本だけ生き残ったとされる梅の木があります。
拝殿の正面向かって左側にありますので、梅の季節に行って探してみてください。
古木ですが、とてもきれいな花をつけます。