この記事では「エクセルにて曜日の連続(横や縦)を表示する方法」について関数を使用する方法と、関数を使用せずに書式設定で行う場合に分けて解説していきます。
これらの処理としては、主に、
・TEXT関数
・セルの書式設定(ユーザ定義)
を使うとよく、実際のサンプルを用いて解説していきます。
エクセルにて曜日の連続(横や縦)を表示する方法【関数での取得:日付から入力】
エクセルにて日付から連続して、曜日を取得したい場合はTEXT関数を使用するといいです。
サンプルでは、任意のセルに=TEXT(B5,”AAA”)と入力しています。
TEXT関数は
=TEXT(値,”表示形式”)
と入力することで表示形式を指定できます。
表示形式には「ダブルクォーテーション “ ”」で囲うのを忘れないようにしましょう。忘れるとエラーになります。
Enterを押すと、日付に合った曜日が表示されるので、後は、セルの右下にカーソルを併せて出る十字をドラッグ&ドロップさせて一括処理をすると完成です。
表示形式に「“AAA”」と入力すると、日本語の曜日が表示されましたが、「“DDDD”」と入力をすると今度は英語表記での曜日を表示させることができます。
Enterを押しましょう。
英語表記での曜日が表示されました。
後は、ドラッグ&ドロップさせて一括処理をすると完成です。
TEXT関数を使用した日付から曜日を連続で取得する方法の解説は以上です。
エクセルにて曜日の連続(横や縦)を表示する方法【書式設定:aaa:日付から入力など】
上述ではTEXT関数を使用した曜日の取得方法について解説しましたが、「セルの書式設定」を用いても同様の処理をすることができます。
セルの書式設定では関数と違って、選択されているセルそのものの表示形式を変更するため、日付を隣の列にコピーします。
次に、書式を変更したいセル範囲を選択し、右クリックします。
選択メニューが表示されるので、「セルの書式設定」をクリックしましょう。
セルの書式設定メニュ―が表示されるので、表示形式の中からユーザー定義を選択し、種類に「AAA」と入力しましょう。
TEXT関数ではダブルクォーテーションで囲いましたが、今回はダブルクォーテーションで囲ってしまうと、文字列として認識してしまうので、囲わないように注意しましょう。
OKを押すと選択されているセル範囲の書式が変更されて、曜日が表示されました。
もちろん、英語表記の曜日にも変更することができます。
表示形式をユーザー定義を選択し、種類に「DDDD」と入力し、OKをクリックしましょう。
OKを押すと、英語表記の曜日が表示されます。
後は、ドラッグ&ドロップさせて一括処理をすると完成です。
セルの書式設定を使用した日付から曜日を連続で取得する方法の解説は以上です。
まとめ エクセルにて曜日の連続(横や縦)を表示する方法【書式設定や関数での取得:日付から入力】
この記事では「エクセルにて曜日の連続(横や縦)を表示する方法」について関数を使用する方法と、関数を使用せずに書式設定で行う場合に分けて解説していきました。
いずれの場合も、TEXT関数かセルの書式設定(ユーザ定義)を使うと日付から曜日を取得することができます。
エクセルのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。