この記事ではエクセルにてパスワード設定ができない原因と対策について解説していきます。
パスワード設定ができない原因としては
・ファイルの拡張子がcsvやpdf
・ブックの共有設定をしている
ことが挙げられ、これらの解決策を以下で詳しくみていきます。
それでは行きましょう。
エクセルにてパスワード設定ができない原因と対策1【グレー:全般オプションなど ※拡張子の変更】
エクセルにてパスワードの設定ができないとき、全般オプション画面が表示されても読み取りパスワードや書き込みパスワードがグレーになって入力できない状態になっているかと思います。
これは、エクセルを保存するファイルの種類の選択方法が原因です。具体的にはCSVやpdfファイル形式だとパスワードの設定ができなくなるので注意が必要です。
xlsxなどの拡張子でファイルを保存するといいです。
他にも、PDFファイル形式でもパスワードの設定ができなくなるので注意しましょう。
エクセルにてパスワード設定ができない原因と対策2【グレー:全般オプション ※ブックの共有の解除】
他にもエクセルにてパスワード設定ができない原因として、ブックの共有設定をしていることが挙げられます。
ブックの共有とは、ファイル名の横に「共有」と表示されていることを指します。
この状態でパスワードを設定すると読み取りパスワードがグレーとなり入力できなくなります。
対策として、「校閲→保護→ブックの共有を解除」を選択し、ブックの共有を解除すると良いです。
補足:そもそものパスワード設定の仕方
補足として、そもそもパスワードの設定方法を解説します。
パスワードには2種類の設定があり、用途に応じて使い分けます。
読み取りパスワード:パスワードを入力しないとファイルが見られない
書き込みパスワード:パスワードを入力せずにファイルが見られるが、編集できない
読み取りパスワードは「ファイル→情報→ブックの保護→パスワードを使用して暗号化」を選択することで処理できます。
他にも、「名前を付けて保存→ツール→全般オプション」を選択するパターンでも対応できます。
書き込みパスワードは「保存→ツール→全般オプション」を選択するパターンのみとなっており、このような画面が出てきます。選択画面がグレーでなければ、パスワード設定可能です。
まとめ エクセルにてパスワード設定ができない原因と対策【グレー:全般オプションなど】
この記事ではエクセルにてパスワード設定ができない原因と対策について解説しました。
原因は、ファイルの種類の選択方法やブックの共有の2パターンのみなので、慌てず対処すれば容易に解決できます。
パスワードの設定をスムーズに行い、業務の効率化を図っていきましょう。