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【Excel】エクセルにて倍数の抽出・カウントや合計を行う方法【2の倍数など】

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この記事では「エクセルにて倍数の抽出・カウントや合計を行う方法」について解説していきます。

これらの処理としては、主に

・MOD関数とCOUNTIF関数

・IF関数とSUM関数

を使うと良いです。

それでは、実際のサンプルを用いて見ていきましょう。

エクセルにて倍数を抽出しカウントする方法【個数:2の倍数を例に】

エクセルにて倍数を抽出しカウントするには、MOD関数とCOUNTIF関数を組み合わせて使うといいです。

上記の表では、セルB2~B11の数から2の倍数の個数を抽出し、抽出したカウントをセルC13に出力するものとします。

 

まずは「C2」セルに「=MOD(B2,2)」と入力します。

この数式の意味は以下の通りです。

MOD関数とは、数値を除数で割ったときの余りを算出する関数であり、

=MOD(数値, 除数)

と入力していきます。

今回は、2の倍数を抽出するので、除数は2となり、=MOD(B2,2)と記述しているわけです。

したがって、「C2」セルには、=MOD(1,2)=1÷2=0・・・余り 1、となるので、”1″が出力されます。

ENTERを押すと上記のように、「B2」セルの値を2で割った余りが「C2」セルに表示されました。

続いて「C2」セルから「C11」セルをドラッグ&ドロップします。B列の数の値を2で割った余りが、それぞれ「C2」~「C11」セルに表示されました。

続いて、倍数のカウントをしたい「C13」セルに「=COUNTIF(C2:C11,0)」と入力しましょう。

COUNTIF関数とは、条件に当てはまるセルの個数をカウントする関数であり、

=COUNTIF(範囲、検索条件)

と入力していきます。

今回は、セル「C2」~「C11」の範囲で、検索条件が0(余り0。つまり2の倍数)の個数をカウントする為、「C13」セルには、”5″が出力されます。

ENTERを押すと下記のように、「C13」セルに”5″が表示されました。

これで、エクセルにて倍数の抽出しカウントする方法が完了です。

なお、3の倍数や4の倍数などであっても、同様に処理できるため、試してみてくださいね。

 

エクセルにて倍数を抽出し合計する方法【2の倍数を例に】

エクセルにて倍数を抽出し合計する方法はMOD関数とIF関数とSUM関数を利用する方法がいいです。

上記の表では、セルB2~B11の数から2の倍数の値を抽出し、抽出した合計をセルC13に出力するものとします。

まずは「C2」セルに「=IF(MOD(B2,2)=0,B2,””)」と入力します。

IF関数とは、指定した条件に合うか合わないかで処理を変更したいときに用いる関数であり、

=IF(論理式,真の場合の処理,偽の場合の処理)

と入力していきます。

今回は、2の倍数の値を抽出するので、=IF(MOD(B2,2)=0,B2,””)と記述しているわけです。

具体的には

論理式:MOD(B2,2)=0(2で割った余りが0。つまり2の倍数)

真の場合:「B2」セルの値を「C2」セルに出力。

偽の場合:””を「C2」セルに出力。

としています。

したがって、MOD(B2,2)=MOD(1,2)=1なので、「C2」セルには、””(空欄)が出力されます。

ENTERを押すと上記のように、「C2」セルに””(空欄)が表示されました。

さらには「C2」セルから「C11」セルをドラッグ&ドロップします。

セル「B2」~「B11」の数から2の倍数の数のみ、それぞれ「C2」~「C11」セルに表示されました。

最後に倍数の合計を出力したい「C13」セルに「=SUM(C2:C11)」と入力します。

SUM関数とは、範囲内の数値を合計する関数であり、

=SUM(範囲)

と入力していきます。

今回は、セル「C2」~「C11」の範囲の値を合計する為、「C13」セルには、”30″が出力されます。

ENTERを押すと下記のように、「C13」セルに”30″が表示されました。

これで、エクセルにて倍数を抽出し合計する方法が完了です。

 

なお、足し算・合計に関連する処理を以下でまとめていますので、併せてチェックしてみてくださいね♪

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まとめ エクセルにて倍数の合計やカウントを行う方法【2の倍数など】

この記事では「エクセルにて倍数の抽出しカウントや合計を行う方法」について解説しました。

MOD関数・COUNTIF関数・IF関数・SUM関数を使えばうまく変換できます。

エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。