生活している中で、ときどき単位換算が必要な場面が出てきますよね。ただ、計算になれていないと単位の扱いは意外とややこしいものです。
例えば、m2(平方メートル)やm3(立方メートル)などの単位をよく見かけることがありますが、これらはそもそも何を表しており、お互い変換できるものなのでしょうか。
ここでは「m2やm3が何を表しているのか」「m2とm3の換算方法」について解説していきます。
m2(平方メートル)とm3(立方メートル)の意味と変換方法
まずは、単位のm2について考えていきましょう。
m^2とは「平方メートル」や「平米(へいべい)」と呼び、面積を表す単位として使用されます。1m×1mの大きさであれば、1m2となるわけです。
続いて、m^3とは「立方メートル」や「立米(りゅーべい)」と呼び、体積、容積を表す単位として使用されます。つまり、1m×1m×1mの大きさであれば、1m3と求められるのです。
よって、m2とm3は直接的には変換することができず、高さ分をかける必要が出てくるわけです。
例えば、Am2の底面積の立方体の高さがBmであれば、ABm3という大きさの体積が求められるといった具合です。
m2とm3の換算方法【計算問題付】
このように、平方メートル(平米)や立方メートル(立米)は変換できるわけですが、これらは使い慣れていないと、「いざ計算しよう」という場面で対応できません。
そのため以下のような練習問題を解き、理解を深めておきましょう。
例題
底面積が3m2の立方体の高さは2mです。このときの立方体の体積はいくらになるでしょうか。
解答
上の定義に従って計算を行っていきましょう。
3 × 2 = 6m3と求めることができました。
今度は、m3からm2への換算も行っていきます。
例題
ある立方体の体積は10m3です。このときの高さが5mである場合、底面積はいくつになるでしょうか。
解答
こちらも換算式を参考に求めていきましょう。
10 ÷ 5 = 2m2と計算可能なのです。
まとめ 1m2は何m3?1m3(立米)は何m2(平米)?m2(平方メートル)とm3(立方メートル)は変換(換算)方法
ここでは「m2(平米)とm3(立米)の変換方法」について解説しました。
m2(平方メートル)は面積の単位であり、1m×1m=1m2と定義されています。一方で、m3(立方メートル)は体積の単位で、1m×1m×1m=1m3となります。
よって、高さなどの数値がわかっていないと、m2からm3へ直接換算することはできません。
きちんと単位換算を実践して、毎日をより楽しく生きていきましょう。