科学

C(クーロン)とA(アンペア)の変換(換算)方法・意味【1Cは何A?1Aは何C?単位の計算】

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日常生活において、よく単位の変換を行う場面があるでしょう。

たとえば、C(クーロン)やA(アンペア)などの電気的な単位に関する用語をよく耳にしますが、「1C(クーロン)は何A(アンペア)か」「1A は何Cか」について理解していますか。

ここでは、C(クーロン)とA(アンペア)の換算(変換)方法について確認していきます。

1C(クーロン)は何A(アンペア)? 1A (アンペア)は何C(クーロン)?【単位変換(換算)】

結論からいいますと、C(クーロン)は電気量の単位であり、A(アンペア)は電流の単
位であるため、直接的には変換することはできません

このとき、時間の単位の秒(s)を間に挟めばクーロンとアンペアは間接的に単位換算できるといえます。

具体的には、単位の C(クーロン)=A(アンペア)・s(秒)という式が成り立つため、この式のままか、A=C/s という計算式が成立することになるのです。

なお、クーロン(C)とアンペア (A)を用いた数値変換に慣れるために、以下で練習問題を
解いてみましょう。

C(クーロン)とA(アンペア)の変換方法【電荷と電流の換算】

それでは、クーロンとアンペアの単位換算に慣れるため、実線問題を解いていきましょう。

例題1

電流値2Aで一定時間通電した時の電気量(電荷)は10C(クーロン)でした。このときの通電時間はいくらになるでしょうか。

解答1

上の変換式を元に計算していきます。

10 ÷ 2  = 5s(秒)と求めることができるわけです。

さらにアンペアと時間からクーロン(C)への換算も行っていきます。

例題2

ある導体に3Aで15s通電した際の電荷(電気量)はいくらに相当するのでしょうか。

解答2

こちらも同様上の計算式に従い換算します。

3 × 15 = 45C と計算できました。

まとめ 1Cは何A?1Aは何C?C(クーロン)とA(アンペア)の変換(換算)方法・意味

ここでは、クーロン(C)とアンペア(A)の換算方法について解説しました。

C(クーロン)は電気量(電荷の単位であり、A(アンペア)は電流の単位であるため、直接的な換算はできませんが、時間の単位s(秒)を挟むと間接的に変換することが可能です。

具体的には、C=A・sという単位の計算式があるため、A=C/sとなることを覚えておきましょう。

さまざまな単位変換に慣れ、毎日の生活をより楽しんでいきましょう。