ビジネスの場において、マナーを重視することはとても大切ですね。
ビジネスマナーの中でも、とくに使い方が難しいものに「敬語」が挙げられます。
そこで、今回は「ご出席いただけるとのこと～」は正しい敬語なのか？また、その言い換えは？について説明していきます。
ビジネスメールなどの参考にしてみてくださいね。
「ご出席いただけるとのこと～」は正しい敬語？言い換えは？
それでは「ご出席いただけるとのこと～」は正しい敬語かどうかについて見ていきましょう。
結論として、「ご出席いただけるとのこと～」は文法として正しい敬語であり、二重敬語ではありません。
一般的なビジネスシーンで使用しても大丈夫ですね。
「ご出席いただけるとのこと～」は、丁寧な表現であり、フォーマルな状況や目上の人に対して使用するのに適しています。
また、この表現は尊敬語と丁寧語の組み合わせです。
意味
「ご出席いただけるとのこと～」は、相手の出席の意向を丁寧に確認したり、感謝の意を表現する言葉です。
相手の出席の意思を理解し、それを歓迎していることを伝える際に使用しましょう。
例文
次に「ご出席いただけるとのこと～」を用いた例文を見ていきましょう。
【会議の出席確認】
「来週の会議にご出席いただけるとのこと、ありがとうございます。当日のご参加を心よりお待ちしております。」
【イベントの参加確認】
「弊社主催のセミナーにご出席いただけるとのこと、誠にありがとうございます。当日はお目にかかれることを楽しみにしております。」
【面談の日程確認】
「来月の面談にご出席いただけるとのこと、承知いたしました。ご多忙の中、お時間を頂戴し、誠にありがとうございます。」
これらの例文に共通するように「ご出席いただけるとのこと～」は相手の出席を丁重に確認し、感謝の意を表す際に使用します。
言い換え
「ご出席いただけるとのこと～」という表現は、その時の状況や相手との関係性によって以下の言い回しへの言い換えが可能です。
・「ご参加いただけるとのこと、ありがとうございます」
・「お越しいただけるとのこと、大変嬉しく存じます」
・「ご臨席賜るとのこと、心より感謝申し上げます」
・「お伺いできるとのこと、楽しみにしております」
・「ご都合がつくとのこと、ありがとうございます」
・「お時間を頂戴できるとのこと、感謝いたします」
これらのフレーズを使用する際には、状況に応じて適切な表現を選ぶことが重要でしょう。
まとめ 「ご出席いただけるとのこと～」は正しい敬語？言い換えは？【ビジネスメールなど】
ここではビジネスメールなどで使用される、「ご出席いただけるとのこと～」は正しい敬語か？その言い換えは？について説明してきました。
敬語は扱いが難しいため、この機会に覚えておくといいですね。
様々な敬語を身につけ、ビジネスメール等で活用していきましょう。
