ドリルや配管などを扱う際に、95φや95パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この95φや95パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「95φや95パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の95φは何センチで何ミリか?95パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
95φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で95φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして95φとは、この直径の長さが95mm(95ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの95φが記載されていれば、95ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では95φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ95が正確な表現です。そのため「ファイハチジュウ」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が95mmという説明に対応しているわけです。
おそらく95φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ95は何センチ
さらにはφ95が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ95=95mmと、95mm=9.5cmを組み合わせますと
φ95=9.5センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
95パイと95φ(φ95)の違い
なお直径や長さの表現として、95パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の95φ(正しくはφ95)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、95パイ→95φ→φ95を意味しているケースが多く、95mmの直径を表しています。
同様に95パイは9.5センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 95φは何センチで読み方は(長さや直径)?95パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「95φは何ミリで何センチ(長さや直径)?95パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
95φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。