ドリルや配管などを扱う際に、30φや30パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この30φや30パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「30φや30パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の30φは何センチで何ミリか?30パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
30φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で30φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして30φとは、この直径の長さが30mm(30ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの30φが記載されていれば、30ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では30φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ30が正確な表現です。そのため「ファイサンジュウ」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が30mmという説明に対応しているわけです。
おそらく30φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ30は何センチ
さらにはφ30が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ30=30mmと、30mm=3.0cmを組み合わせますと
φ30=3.0センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
30パイと30φ(φ30)の違い
なお直径や長さの表現として、30パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の30φ(正しくはφ30)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、30パイ→30φ→φ30を意味しているケースが多く、30mmの直径を表しています。
同様に30パイは3.0センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 30φは何センチで読み方は(長さや直径)?30パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「30φは何ミリで何センチ(長さや直径)?30パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
30φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。