数学や技術的な処理を行う際に、平方根の計算が求まられることがよくあります。
ただ、平方根の概念やその数値はややこしいものが多く、なかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「数値の2」に着目し「2の平方根やルートは?少数では?違いや求め方・覚え方」について解説していきますので、参考にしてみてください。
2の平方根の答えや計算方法は?
それでは以下で2の平方根について確認していきます。
2の平方根の答えは±√2(読み方:プラスマイナス ルート2)です。
※
ある数Xを掛け合わせたものをYとした場合、X = ±√Y という関係を満たす場合のXが、Yの平方根と定義されています。
つまり2の平方根=±√2であり、
・√2 × √2 = 2
・-√2 × -√2 = 2
となる、とも言い換えられます。
2のルートの答えや計算方法は?平方根との違いは?
2の平方根と似た概念として「2のルート」が挙げられます。
実は2のルートは「2の平方根の中でも正の数のもの」を表しています。
つまり2のルートの答えは√2(+√2)のみとなり、-√2は答えではなくなるので、注意しましょう。
2の平方根やルートの少数や覚え方(語呂合わせ)
2の平方根やルートの少数での概算値を知りたい人も多いです。
具体的に
・2の平方根=約±1.414・・
・2のルート=約1.414・・
となります。
有効数字を増やした場合、1.4142135623731・・・などとなりますね。
覚え方(語呂合わせ)
2のルートを語呂合わせで有名なものがあり、これを用いて覚えるといいです。
具体的には
・ひとよひとよにひとみごろ(1.41421356・・)
→一夜一夜に人見頃:意味は桜が1日1日経つにつれ、だんだんと見ごろになっていく様子
個人的には1.414あたりまで覚えておけば十分であり「いよいよ!ルート2」みたいな感じでゆるく暗記するのもおすすめ。
ルート2と三角形の関係
三角形を用いてルート2(2の平方根の正の数値)を覚えておくのもおすすめです。
具体的には、辺の長さが1の直角二等辺三角形を作成するといいです。
ピタゴラスの定理より、この斜辺部分の長さ=√1^2 + 1^2=√2となっています。
この結果により√2の長さは
・各辺の長さ1よりは長いが、
・足し合わせた数値の2よりは短い
とおおよそ、1~2の数値となる(実際は1.414・・・)イメージが付けられるわけです。
まとめ 2のルート・平方根の少数は?計算方法や覚え方【三角形等を例に】
ここでは、「2の平方根やルートは?少数では?違いや求め方・覚え方」について確認しました。
平方根やルートの考えや数値(少数)は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。