ドリルや配管などを扱う際に、16φや16パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この16φや16パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「16φや16パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の16φは何センチで何ミリか?16パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
16φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で16φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして16φとは、この直径の長さが16mm(16ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの16φが記載されていれば、16ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では16φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ16が正確な表現です。そのため「ファイジュウロク」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が16mmという説明に対応しているわけです。
おそらく16φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ16は何センチ
さらにはφ16が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ16=16mmと、16mm=1.6cmを組み合わせますと、
φ16=1.6センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
16パイと16φ(φ16)の違い
なお直径や長さの表現として、16パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の16φ(正しくはφ16)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、16パイ→16φ→φ16を意味しているケースが多く、16mmの直径を表しています。
同様に16パイは1.6センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 16φは何センチで読み方は(長さや直径)?16パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「16φは何ミリで何センチ(長さや直径)?16パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
16φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。