ドリルや配管などを扱う際に、15φや15パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この15φや15パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「15φや15パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の15φは何センチで何ミリか?15パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
15φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で15φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして15φとは、この直径の長さが15mm(15ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの15φが記載されていれば、15ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では15φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ15が正確な表現です。そのため「ファイジュウゴ」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が15mmという説明に対応しているわけです。
おそらく15φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ15は何センチ
さらにはφ15が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ15=15mmと、15mm=1.5cmを組み合わせますと、
φ15=1.5センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
15パイと15φ(φ15)の違い
なお直径や長さの表現として、15パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の15φ(正しくはφ15)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、15パイ→15φ→φ15を意味しているケースが多く、15mmの直径を表しています。
同様に15パイは1.5センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 15φは何センチで読み方は(長さや直径)?15パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「15φは何ミリで何センチ(長さや直径)?15パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
15φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。