ドリルなとの工具を扱う際に、12φや12パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この12φや12パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「12φや12パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の12φは何センチで何ミリか?12パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
12φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で12φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして12φとは、この直径の長さが12mm(12ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの12φが記載されていれば、12ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では12φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ12が正確な表現です。そのため「ファイジュウニ」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が12mmという説明に対応しているわけです。
おそらく12φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ12は何センチ?
さらにはφ12が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ12=12mmと、12mm=1.2cmを組み合わせますと、
φ12=1.2センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
12パイと12φ(φ12)の違い
なお直径や長さの表現として、12パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の12φ(正しくはφ12)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、12パイ→12φ→φ12を意味しているケースが多く、12mmの直径を表しています。
同様に12パイは1.2センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 12φは何センチで読み方は(長さや直径)?12パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「12φは何ミリで何センチ(長さや直径)?12パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
12φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。