この記事では「エクセルにて語尾に様をつけて表示する方法」について関数を使用しない場合と関数を使用する場合別に解説していきます。
これらの処理としては、主に
・セルの書式設定(ユーザー定義)
・文字列の結合(&演算子)
を使うと良く、実際のサンプルを用いて見ていきましょう。
エクセルにて語尾に様をつけて表示する方法【自動入力の設定】
エクセルにて語尾に様をつけて表示するには、上述の通り「セルの書式設定」か「&演算子」を使用するといいです。
今回は、例の表の氏名の語尾に「様」を付けていきます。
まずは、「様」を付けたい文字が入ったセル範囲を選択します。
今回はセルB3~B12までを選びましょう。
範囲選択をしたまま、「右クリック」をし、表示される右クリックメニューのなかから「セルの書式設定」を選択します。
「セルの書式設定」の「表示形式」タブから「ユーザー定義」を選択し、「種類」に
@”様”
と入力し、「OK」を押しましょう。
ユーザー定義を解説すると
「@」は文字列を意味します。そこに「様」をダブルクォーテーションで囲って、文字列として結合させて表示しています。
選択したセル範囲の氏名に「様」がつきました。
表に氏名を追加した際に自動で「様」を付ける仕様にするには、セル範囲を下に拡張して「セルの書式設定」を行うといいです。
これで「セルの書式設定」を用いて、語尾に「様」を付けることができました。
エクセルにて語尾に様をつけて表示する方法【関数】
上では「セルの書式設定(ユーザー定義)」を用いて、語尾に「様」が付くように処理しましたが、&演算子を用いても対応できます。
具体的には、例のように、表に「様」を付ける列を追加します。
その追加した列の任意のセルに(今回はセルC3に入力します)=B3 & “様”と入力します。
&演算子とは、文字列を結合させる演算子です。
例えば任意のセルに
= “A” & “B”
と入力すると、出力結果は「AB」となり、文字列どうしが結合されて表示されます。
「氏名」と「様」が結合されて、氏名の語尾に「様」が付けられました。
後は、このセルの右下にカーソルを併せた際に出る十字をドラッグ&ドロップさせて一括処理しましょう。
全ての氏名に「様」が付けられました。
<div class=”concept-box6″><p>
補足としてですが、「&演算子」と同様に文字列を結合する関数として「CONCAT関数」があります。
CONCAT関数の使い方は任意のセルに
=CONCAT(文字列1,文字列2…)
と入力していきます。
今回、使用するなら任意のセルに=CONCAT(B3,”様”)と入力すれば、&演算子と同様の結果となります。
</p></div>
まとめ エクセルにて末尾に様をつけて表示する方法【自動:関数:&演算子など】
この記事では「エクセルにて語尾に様をつけて表示する方法」について関数を使用しない場合と関数を使用する場合別に解説しました。
セルの書式設定(ユーザー定義)や&演算子を使えばうまく語尾に「様」をつけることができます。
エクセルでのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。