日常生活において、よく単位の変換を行う場面があるでしょう。
たとえば、C(クーロン)やV(ボルト) とW（ワット）とJ（ジュール）などの電気的な単位に関する用語をよく耳にしますが、「1C(クーロン)は何V(ボルト)か」「1V は何Cか」などについて理解していますか。
ここでは、C（クーロン)とV(ボルト) とW（ワット）とJ（ジュール）の換算(変換)方法について確認していきます。
1C(クーロン)は何V(ボルト）で何J（ジュール）？1V (ボルト)は何C（クーロン）？【単位変換（換算）】
まずは、クーロンやボルトの変換方法を見ていきます。
結論からいいますと、C(クーロン)は電気量の単位であり、V(ボルト)は電圧の単位であるため、直接的には変換することはできません。
実はクーロンとボルトを掛け合わせた単位がジュール（J）であり、 CV＝J という換算式が成立します。
そのため、この中の2つが決まればもう一つもわかるため、このような間接的な変換であればできるわけです。
例えば3クーロンの電荷を5ボルト分、遡って動かすためのエネルギーは3×5 ＝ 15ジュールと計算できる具合ですね。
1C(クーロン)は何W（ワット）？1W(ワット)は何C（クーロン）？【単位変換（換算）】
続いて、クーロンやワットの変換方法を見ていきます。
上と同様にクーロンとワットは直接換算することはできません。
さらに、 Ws＝Jという換算式と、上のCV＝Jという計算式から、 Ws＝ CVと変換できるとも覚えておきましょう。
この変換式の意味は
左辺＝ある仕事（電力など）5Wで10秒間続けた分のエネルギー5×10 ＝50Ws＝50J
は
右辺＝5クーロンの電荷を10ボルトの電圧に逆らって移動させるエネルギー量＝5×10 ＝50J
に等しいとといった意味となるのです。
各パラメータの1つが不明な場合、計算で求めることができますね。
まとめ C（クーロン）とV（ボルト）とW（ワット）とJ（ジュール）の変換（換算）方法・意味
ここでは、C（クーロン）とV（ボルト）とW（ワット）とJ（ジュール）の変換（換算）方法・意味について解説しました。
C（クーロン）とV（ボルト）とW（ワット）とJ（ジュール）もよく使う単位のため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな単位変換に慣れ、毎日の生活をより楽しんでいきましょう。
