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【Excel】エクセルで特定の文字が入っていたら特定の文字を返す(別シートや別セル:特定:隣のセルに自動:呼び出し:変換)方法

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この記事では、エクセルで特定の文字が入っていたら特定の文字を返す・数字を入れると文字が入る(別シートや別セル:特定:隣のセルに自動:呼び出し:変換)方法について解説していきます。

ポイントは、以下の通りです

・IF関数を使って条件分岐で数字に対応する文字を表示する方法

・VLOOKUP関数を使って参照表から文字を呼び出す方法

・別シートからデータを参照して自動変換する方法

エクセル操作は1つ1つ追っていけば必ずうまくできるため、ぜひ本記事を参考にスキルアップにつなげてくださいませ♪

エクセルで数字を入れると文字が入る(隣の別セルに自動)ようにする方法1

それでは以下のサンプルを用いて、IF関数を使った数字から文字への変換を確認していきます。

以下では数字を文字に変換していますが、元を変えれば文字からも文字にも変換できます。

まず、1行目にヘッダーを設定します。A1セルには「数字」、B1セルには「自動で文字が入った結果」と入力してください。

A列で1を入れるとあんこが隣のセルに、2と入れると柏餅が隣のセルに表示されるような仕組みを作っていきます。

あなたならできます(^^)/

B2セルに以下の数式を入力します。

数式中の参照セルはクリックすることで自動入力されます。

=IF(A2=1,”あんこ”,IF(A2=2,”柏餅”,IF(A2=3,”桜餅”,IF(A2=4,”大福”,IF(A2=5,”どら焼き”,””)))))

 

この数式を詳しく解説します。

IF関数は条件分岐を行う関数で、「IF(条件,真の場合の値,偽の場合の値)」という構造になっています。

ここでは複数のIF関数をネストして、A2セルの値が1なら「あんこ」、2なら「柏餅」、3なら「桜餅」、4なら「大福」、5なら「どら焼き」を表示し、それ以外は空白にしています。

1つずつ丁寧に理解することがポイント♪

 

ENTERで処理を確定させます。

次に、オートフィルを使って数式を他のセルにも適用します。

B2セルの右下にカーソルを合わせて、十字マークが表示されたらドラッグするか、ダブルクリックしてオートフィルを実行してください。

この状態では何も自動で反映されません。

続いてA列に1〜5の数字を入力すると、対応する和菓子の名前が自動的にB列に表示されるようになります。

エクセルで数字を入れると文字が入る(隣の別セルに自動)ようにする方法2【Vlookup】

続いては、VLOOKUP関数を使った数字から文字への変換を確認していきます。

この方法では、D列とE列にVLOOKUP用の参照リストを作成します。

D1セルに「番号」、E1セルに「商品名」と入力し、D2からD6に1〜5の数字、E2からE6に対応する商品名(あんこ、柏餅、桜餅、大福、どら焼き)を入力してください。

B2セルに以下のVLOOKUP数式を入力します。数式中の参照セルや範囲はクリックやドラッグすることで自動入力されます。

対象セルをクリックで参照する際に、F4キー(もしくはFn + F4キー)も続けて押すと絶対参照になります。

=VLOOKUP(A2,$D$2:$E$6,2,FALSE)

 

この数式を詳しく解説します。

VLOOKUP関数は「VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,完全一致)」という構造になっています。

A2セルの値を検索値として、D2からE6の範囲で検索し、該当する行の2列目(E列)の値を返します。

FALSEは完全一致を意味し、$マークは絶対参照を示しています。

これにより、オートフィルを実行しても参照範囲が固定されます。

ENTERで処理を確定させます。

B2セルの右下にカーソルを合わせて、ドラッグまたはダブルクリックでオートフィルを実行してください。

これでA列に数字を入力すると、参照表に基づいて対応する文字がB列に自動表示されます。

 

エクセルで数字を入れると別シートのセルに文字が入るようにする方法【Vlookup】

続いては、別シートを使った数字から文字への変換を確認していきます。

まず、新しいシート(Sheet2)を作成し、参照用のデータを入力します。

A1セルに「番号」、B1セルに「商品名」と入力し、A2からA6に1〜5の数字、B2からB6に対応する商品名を入力してください。

元のシート(Sheet1)に戻り、B2セルに以下の数式を入力します。

数式中の参照セルはクリックすることで自動入力されます。

対象セルをクリックで参照する際に、F4キー(もしくはFn + F4キー)も続けて押すと絶対参照になります。

=VLOOKUP(A2,Sheet2!$A$2:$B$6,2,FALSE)

 

この数式を詳しく解説します。

先ほどのVLOOKUP関数と基本的な構造は同じですが、参照範囲が「Sheet2!$A$2:$B$6」となっています。

「Sheet2!」の部分が別シートを指定する記号で、その後に続く範囲がSheet2の参照範囲を示しています。

これにより、別シートのデータを参照して値を取得できます。

ENTERで処理を確定させます。

B2セルの右下にカーソルを合わせて、ドラッグまたはダブルクリックでオートフィルを実行してください。

これで、Sheet1のA列に数字を入力すると、Sheet2の参照表に基づいて対応する文字がB列に自動表示されるようになります。

別シートのデータを活用することで、より整理された管理が可能になります。

 

まとめ エクセルで特定の文字が入っていたら〇も:セルに文字を入れると自動で入力(決まった文字を入れると定型文が出る:別シートや別セル:特定:隣のセルに自動:呼び出し:変換)方法

この記事では、【Excel】エクセルで数字を入れると文字が入る(別シートや別セル:特定:隣のセルに自動:呼び出し:変換)方法について解説しました。

エクセルの扱いになれ、さらに快適に過ごしていきましょう。