ドリルなとの工具を扱う際に、10φや10パイといった表現を見ることがよくあります。
ただ、この10φや10パイは馴染みがなくなかなか覚えにくいもの。
そんなこともあり、ここでは「10φや10パイ」に着目し「直径や長さで見かける表現の10φは何センチで何ミリか?10パイとの違いや読み方は?」について解説していきますので、参考にしてみてください。
10φは何ミリで何センチ(長さや直径)?
それでは以下で10φは何ミリで何センチか?について見ていきます。
まずφの意味は、直径の長さを表す補助記号です。半径ではないため、注意しましょう。φの読み方は「ファイ」です。
そして10φとは、この直径の長さが10mm(10ミリメートル)を表しています。
ドリルなどでこの10φが記載されていれば、10ミリの穴を開けるための工具を意味しているのです。
ただ、現在では10φでもある程度表現として一般的とになってきているものの、φ10が正確な表現です。そのため「ファイジュウ」と読むと覚えておきましょう。
直径(φ)が10mmという説明に対応しているわけです。
おそらく10φと誤記される理由としては、電気配線の1φ3wなどの1φ(単相を意味)の表現に習って、1φと「数字+φの順」に書いてしまっているのかな?とも思います。
φ10は何センチ
さらにはφ10が何センチか?についても、みていきましよう。
上のφ10=10mmと、10mm=1cmを組み合わせますと、
φ10=1センチ
と変換できます。
こちらも半径ではなく、直径の長さを意味します。
φの扱いはややこしいため、覚えておきましょう。
10パイと10φ(φ10)の違い
なお直径や長さの表現として、10パイという記載をたまに見かけます。
これは上述の10φ(正しくはφ10)の読み方を「ファイ」ではなく「パイ」と誤認識しているものです。
そのため、10パイ→10φ→φ10を意味しているケースが多く、10mmの直径を表しています。
同様に10パイは0.10センチの直径を意味している場合が多いです。
まとめ 10φは何センチで読み方は(長さや直径)?10パイとの違いや読み方は?【ドリルなど】
ここでは「10φは何ミリで何センチ(長さや直径)?10パイとの違いや読み方は?」について確認しました。
10φの意味や読み方は覚えにくいため、この機会に理解しておくといいです。
さまざまな数値処理に慣れ、日々の生活に役立てていきましょう。