この記事では「エクセルにて再表示を一括(行)で行う方法」「エクセルにて再表示を一括(列)で行う方法」「エクセルにて再表示を一括(シート:タブ)で行う方法」について解説していきます。
これらの処理としては、主に
・右クリックメニュー
を使うと良く、実際のサンプルを用いてみていきましょう。
なお、以下の動画が近い内容のため、併せて確認しておくといいです。
エクセルにて再表示を一括(行)で行う方法【非表示の一括解除】
エクセルにて行の再表示を行うには上述の通り右クリックメニューを使用するといいです。
例では3行目、6行目、9行目の行が「非表示」になっています。
これらを一括で再表示する為には、まず、画面左上をクリックし、シート全体を選択します。
つぎに任意の行(どこの行でもOKです)で「右クリック」をします。
「右クリックメニュー」が開かれるので、「再表示」をクリックします。
非表示になっていた3行目、6行目、9行目が再表示(非表示の解除)されました。
ちなみに、非表示、行表示を行うショートカットもあり
・列方向の非表示:ctrl + 0
・行方向の非表示:ctrl + 9
・列方向の再表示:ctrl + shift + 0(ただ、こちらはPCによって使えないことあり)
・行方向の再表示:ctrl + shift + 9ただ、こちらはPCによって使えないことあり)
のため、併せて覚えておくといいです。
エクセルにて再表示を一括(列)で行う方法【非表示の一括解除】
上では右クリックメニューを用いて、「行」の再表示を行いましたが、「列」に関しても同様に右クリックメニューで再表示させることが可能です。
上では「行」の再表示を行いましたが、同じ表でまだ、C列とE列が非表示になったままです。今度はこれらを再表示させていきます。
画面の左端をクリックして、シート全体を選択します。
任意の列で右クリックをし「右クリックメニュー」を呼び出します。
メニューにある「再表示」をクリックします。
非表示になっていたC列とE列が再表示されました。
これが、列方向に非表示列を一括で解除(再表示)させる方法です。
エクセルにて再表示を一括(シート:タブ)で行う方法【非表示の一括解除】
上では非表示の「行」と「列」の再表示を行いましたが、今度は非表示になっている「シート(下のタブ)」でも「右クリックメニュー」で再表示を行うことが出来ます。
例ではSheet3 、Sheet4、 Sheet5、 Sheet6 が非表示になっています。
任意のセル(表示されているセルならどれでも良いです)を選択して、右クリックをして、メニューを呼び出します。
その中にある「再表示」をクリックします。
どのシートを再表示するかを選択する画面が表示されるので、「Ctrlキー」を押しながら、すべてのSheetをクリックしていきます。(Shiftキーを押しなが十字キーの下を押しても選択できます。)
全てのシートを選択したらOKをクリックします。
隠れているSheetが再表示することができました。
まとめ エクセルにて非表示の解除を一括(列・行・シート)で行う方法【再表示】
この記事では「エクセルにて再表示を一括(行)で行う方法」「エクセルにて再表示を一括(列)で行う方法」「エクセルにて再表示を一括(シート:タブ)で行う方法」について解説しました。
いずれにしても「右クリックメニュー」を使えばうまく再表示することができます。
エクセルのさまざまな処理を理解し、業務に役立てていきましょう。